天台スカウト バックアップ : [仏教章/仏教章の意義 のバックアップ差分(No.2)]

1: 2014-02-03 (月) 19:15:45 admin ソース 2: 2014-02-03 (月) 19:37:37 admin ソース
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-*宗教(仏教)章について [#pf49460f+*仏教(宗教)章取得の道筋 [#y96b49bf
-**スカウティングと宗教 [#ha9cfcf1] +RIGHT:(天台スカウトWEBダイジェスト版)
-べーデン・パウエル卿によって創始されたスカウティングのねらいは、世界に通用する立派な市民--公民性を身につけさせる教育運動であります。べーデン・パウエル卿は、「スカウティング」は宗教という土壌に、スカウティングという種子をまき、信仰の力によって育てたもので、つまり、宗教という土台に公民教育を肉付けしたものであると申されています。 +
-1924年8月、コペンハーゲンにおいて開催されたB・P国際会議で「スカウト運動は、ユニバーサル--平等無差別--世界的--である。あらゆる国籍、階級、信仰の別を超えて、スカウト間に兄弟愛が普遍することを強調する。スカウト運動は個人の宗教信仰を強めこそすれ弱めようという意図はない。スカウトの“おきて慶”は、スカウトが真に誠実に自分の宗教を実践することを要請するものである」と宣言しております。べーデン・パウエル卿は、その著書『スカウティング・フォア・ホーイズ』に、「宗教というものは、少年たちに与えることができるものであり、且つ、教えなければならないものである」と示しております。 +
-スカウトの「ちかい」の第1条に「仏(神)と国とに誠をつくし…」と信仰心をもつことを明示し、更に「おきて」の第8に「感謝の心をもつ(スカウトは信仰をあつくし、自然と社会の恵みに感謝します。お礼の心で、自然をいつくしみ、社会に奉仕します。)」と、謙譲の心を失わず、他人の信仰や主張や風俗を尊重することを教示しています。 +
-また日本連盟規約第14条には・「凡ての加盟員がそれぞれ明確なる信仰をもつことを奨励する」と規定してあり、第16・17・18条には「各自が所属し、信仰している宗教宗派の儀礼及び行事には、すすんで参加する」ことを奨励しています。 +
-いずれも正しく信仰をもつことを強調しているので、だからわれわれは正しい信仰をもつように努めねばなりません。+
-**宗教章の性格 [#tb350316] +「宗教というものは、少年たちに与えることができるものであり、且つ、教えなければならないものである」(BP)とあり、宗教章は本来各自の信仰の深さを表すために定められています。 
-スカウトに、明確なる信仰心をもつことを奨励するための「道しるべ」となるものとして制定されたのが宗教章であります。 +しかし、富士スカウト章取得要件の中に、『信仰』(宗教章を取得するか、又はその取得に努力をする。)とあり信仰云々より、その取得要件を満たすために「宗教章」を目指すスカウトも有るかと思います。 
-宗教章は、その信仰の度合いが、一定の基準に達したことを賞する一種の表彰記章であって、技能章ではありません。日本連盟規約に表彰・有功記章と同格として扱っています。(規約第9章)+この宗教章取得を機会として、各自の信仰にほのかな明かりが灯ることを期待し、天台宗仏教章取得を例として、宗教章取得に向けた筋道を簡易に示します。
-**宗教章の種別 [#e7d198f3+*取得までの流れ(概略) [#t6bba203
-宗教章には、仏教章・神道章・キリスト教章・金光教章・世界救世教章があり、これを総称して宗教章といます。+&ref(http://www.tendai-scout.jp/uploads/photos/643.png);
-**受章対象 [#e3e0fa90+*第1教程講習会の受講 [#oc05854d] 
-宗教章は、規約第14条からは、全スカウトが受章の対象として受け取れますが、実際には、カブスカウト、BS初級・二級スカウトまでは、宗教章修得の要目に介入することは困難でありますから、奨励する、ということに重点をおき、一応スカウトとしての修得段階の頂点に達した「一級スカウト以上のスカウト」が宗教章の受章対象となります。+地元で開催される「第1教程講習会」を受講するか、団関係者や知り合いのお坊さんにお願いして「第1教程」の科目について指導を受けて下さい。 
 +**第1教程の受講科目 [#e99e87e6
 ++釈尊の伝記 
 ++仏教行事の意義 
 ++仏旗・仏教章について 
 ++礼拝作法
-**申請手続きと授与 [#aa307c82+*第2教程講習会の受講 [#abf9ac9d
-ボーイ一級以上のスカウトは、すべて各自の宗教宗派の教導職について、授与基準の各項にわたり教えを受け、生活にこれを実践して信仰を深めます。そして、その教導職がその成果が基準に達したと認めた場合、所属隊長と協議の上、教団の機関から県連盟を経て日本連盟事務局に、規定にしたがい申請書を提出します。 +第1教程講習会を受講後、隊長・教導職の承認を受け第2教程講習会受講申込書を天台宗スカウト連合協議会に申し込んで下さい。 
-日本連盟事務局は、この申請が適当かどうかを確認し、手続きをとります。手続きの完了した申請書は、日本連盟にて保管。申請者にはコピー1部を返却します。 +**第2教程の受講科目 [#c781b4ae
-次に、本人に対する授与は、所属隊長は教導職と協議して、適当な時期と方法を定めて授与します。但し宗務当局が直接授与することもできます。この場合は、隊長と教導職の了解を必要とします。団指導者の中に教導職のいない場合は、スカウトのために、隊指導者は該当の教導職者を紹介する義務があります。 ++天台宗について 
-***仏教章申請手続き(図解) [#w5ac0f56++天台宗の教義 
-CENTER:&ref(申請の流れ.png);++伝教大師の伝記 
 ++仏壇の荘厳 
 ++家庭勤行 
 ++仏歌による勤行、仏教讃歌 
 ++止観・写経・回峯の実習
-**着用場所 [#n8db73a6]+*申込にあたって [#j0c4235c] 
 +-比叡山での第2教程講習会は2泊3日の日程ではありますが、僧侶修行生活に準じた厳しい指導、分単位の行動予定で期間中常に緊張を強いられます。 
 +-春とはいえ高所会場(標高600メートル)の寒さや、最終日の回峯行実習では浮石が多い山道を深夜かなりのハイペースで30キロを踏破しますので、長距離ハイクの技能と体力が必須です。 
 +-1級スカウトでも中学2年生以下には精神的・体力的にかなり厳しい内容の講習会となりますので、「十分にやって行けるか?」隊長と良く相談の上、申込下さい。 
 +**関係用紙等 [#f3318e91] 
 +--尚、各受講科目内容等は「[[仏教章習得記録>http://www.tendai-scout.jp/uploads/photos/561.pdf]]」に記録します。 
 +--[[第30期 仏教章第2教程講習会(H26/3/26~28)案内資料等PDF>http://www.tendai-scout.jp/uploads/photos/560.pdf]]
-|AROUND TRIGHT:|c +*第2教程講習会受講後 [#qdf6012c] 
-|CENTER:仏教章|h +第2教程終了後は、各自で3ヶ月間の「報恩謝徳の実践」と「奉仕」を行い、これを記録します。 
-|CENTER:&ref(http://www.tendai-scout.jp/uploads/photos/77.jpg,mh:240);|+-報恩謝徳の実践 家庭勤行・止観(座禅)・写経等 
 +-奉仕 近隣社会への奉仕(清掃活動等)、寺院行事への奉仕(行事手伝等)
-宗教章の着用箇所は、制服左胸の年功章の上部に着用します。 +*仏教章授与申請の提出 [#gf8fd375
- +上記、全ての講習及び実践を満了した後、隊長・教導職の承認・同意を得て、仏教章申請書を天台宗スカウト連合協議会に提出します。 
-** 仏教章 [#bcf080b1+CENTER:申請後の流れ 
-仏教章は、仏法を表す「仏旗」と「法輪」とをもって形づくられています。 +&ref(http://www.tendai-scout.jp/uploads/photos/562.png);
-法輪は、輪法・宝輪ともいい、お釈迦さまの最初の説法を「初転宝輪」ということから、お釈迦さまが各地を教化され、仏教の数が限りなくひろまっていくことを表したものであります。これを千福輪で表し、八福輪は「八正道」を、十二福輪は「十二因縁」を表します。 +
-仏教章は、仏教徒としての意志表示であると共にこの着用を許されたということは、仏教徒としてその実践が一定の段階まで達した事を、すべてのスカウトより祝福されていることであります。 +
-この名誉高き仏教章であるだけに、私たちは進んで仏教章を修得するよう心がけねばなりません。また、修得した者は、仏教章の名誉にかけて、一層の精進をするように切望されています。 +
-*天台宗の仏教章授与基準 [#i29daa67] +
-+登録完了の1級以上のボーイスカウト、ベンチャースカウト及びローバースカウトであること。 +
-+釈尊の伝記と教えについて述べること。 +
-+仏旗と仏教章の意義を知ること。 +
-+宗派の名、本山の寺号と所在地、本尊の御名、宗祖の御名を知ること。 +
-+宗祖の伝記について述べること。 +
-+宗の教義の概要を述べること。 +
-+礼拝作法を知り、実際に行いうること。 +
-++合掌の仕方 +
-++念珠の持ち方 +
-++焼香の仕方 +
-+仏壇の荘厳について +
-+家庭勤行について +
-+仏教讃歌を歌いうること。 +
-+仏教行事の意義をしること。 +
-+報恩感謝の生活への実践記録を提出すること。 +
-+宗派の信仰に基づき、地域社会及び寺院のために奉仕すること、又奉仕記録を提出すること。+
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