昨年(35期)の講習会の第1日目

平成31年3月の仏教章第2教程講習会中に投稿したフェースブックの記事を再構成したものです。
第2教程講習会の雰囲気を感じ取って貰えれば幸いです。
2泊3日の日程の中から、先ずは初日分から・・・

3月25日~27日の2泊3日で行われる第2教程講習会ですが、今回の参加者は39名で内4名が女子スカウトです。
参加スカウトは東京・神奈川・愛知・兵庫・岡山の各地から集まり、年齢も12才~20才までの範囲で、チョッと年少のスカウトには体力的に大丈夫かなと心配をしますが・・・

第1日目の時間割

時間講義・予定備考
13:00~13:30 受付
13:30~14:00 オリエンテーション
施設説明・基本動作・持物確認等
14:00~14:30 開講式制服着用
14:30~15:00 班別会議
自己紹介・班長・次長の選出
15:00~15:15会館での諸注意
15:30~16:20「天台宗について・天台宗の教義」
16:30~17:10「家庭勤行と仏壇の荘厳」
17:10~夕座勤行1班担当
17:30~18:00食事の話
18:00~19:00夕食
19:00~20:00座禅止観の作法と実践
20:00~21:00入浴
21:00就寝

受付・開講式

講習会の会場・延暦寺会館
講習会の会場・延暦寺会館

第1日目の様子をかいつまんで報告します。
初日は午後1時から受け付け、それに引き続きオリエンテーションで、講習の概要、諸注意等を聞きます。
午後2時からは、天台宗スカウト連合協議会の源田理事長の導師のもと開講式を行い、今回の研修のスタートを切りました。
参加スカウトは慣れない正座に苦労しながら、遠慮勝ちな声で第1教程で習ってきた般若心経をお唱えします。

講義スタート

講義「天台宗について」

午後3時からは講義がはじまり、先ずは「天台宗について」の講義を源田理事長が担当され、平安時代に比叡山を開いた伝教大師がめざした事について学びました。
引き続いて「家庭勤行」の講義でですが、2泊3日の講習会期間中は朝夕2回のお勤めを当番班の班長次長で勤めます。
この「家庭勤行」の講義では、各班の班長・次長がお勤めのリード役を勤めることが出来るように、勤行の練習を行います。
与えられた練習時間は40分で、班の数は5班ですので十分に練習することが出来るわけではありませんが、講習会期間中に行う勤行の流れを学んでいきます。

スカウト自身による夕座の勤行

「家庭勤行」の講義での練習も十分できないままですが、いきなり1班の班長・次長が担当の夕座のお勤め。
スカウトは皆、第1教程で基本的なお勤めの仕方について学んでいるはずですが、いざ何十人も居る前で導師役として大きな声を出すのは勇気がいりますし、緊張もします。
そんな中、1班の班長は緊張に包まれながらも、参加スカウト全員を上手く導いてくれました。

食事が重要

今回のような世間から隔絶された講習会では食べることが唯一の楽しみとなるのですが、比叡山では食事も研修の重要な要素のひとつと考え、食事の取り方についても重要視しています。
そのため、夕食前には食事の作法についての、講義がありました。

比叡山に限ったことではありませんが、食事について大切なものと考え、用意された食材はすべて命が姿を変えたものであって、料理を無駄にしない事、食事に対して敬意を払う事が基本となっていいます。
実際の食事作法で重視されるのは、極力音を立てないで食事を行う事です。
そして、すべてを美味しくいただくために、出されたものは米粒ひとつ、野菜の切れ端ひとつ残さずいただくと言うことで、食事の最後にお茶(浄水)とタクアンで食事に使用した食器を洗って、そのお茶も飲み干して、何一つ残さぬようにします。

実際の夕食では

有り難いことに、初日の夕食は一汁二菜の割りと豪華な(?)メニューで、先程受けた指導を実地に活かすには少し骨が折れそうです。
食べる時も音も立てないように気を使い、手に取った食器をお盆に戻す時もコツンとおとが出ないように丁寧に下ろす。
そうすると一つ一つの動作がゆっくりになって、食べるのに時間が掛かる。食事の時間が長引けば、正座の限界が近づき痺れが切れてしまう。といった悪循環の中、多くのスカウトが足の痺れに身をよじりながら食事を進めていました。

夕食後も講義は続く

第1日目の最終講は、翌早朝に根本中堂で行う座禅止観の実地練習。
足の組み方や呼吸法、禅杖の受け方までを一通り教わり、短時間でしたが実際に座ってみました。
口から息を長く吐いて、鼻からゆっくりと息を吸い込むのを一呼吸として、その回数を数える数息観という呼吸法に挑戦したのですが、呼吸の数を数えていると姿勢がおろそかになり、禅杖を打ちに来る指導員の事が気になると、呼吸数が分からなくなる。
緊張で身体が固くなり肩に余分な力が入り強ばってしまう。座禅で心と身体のリラックス何て、とてもおよばない様子に見えました。
翌朝の座禅止観では、もう少し心を解放できるかな?

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