昨年(35期)の講習会の第3日目①

平成31年3月の仏教章第2教程講習会中に投稿したフェースブックの記事を再構成したものです。
第2教程講習会の雰囲気を感じ取って貰えれば幸いです。
2泊3日の日程の中から、3日目・最終日の記事です。

第3日目の時間割

時刻予定備考
02:00~起床・洗面
03:00~09:00回峯行に出発
09:00~10:45回峯行終了後入浴
感想文提出
10:45~11:15「第3教程のアプローチ」
11:15~11:30荷物整理・貴重品の返却
11:30~12:00閉講式
12:00解散

深夜の比叡山を巡る回峯行

比叡山の回峯行は千日回峯が有名ですが、回峯行も修行の段階によって歩くルートや距離も異なってきます。長い距離だと1日に80キロ以上の距離を移動する事もあるそうです。
今回スカウトが挑戦するのは、回峯行の基本となるルートです。
深夜の比叡山中を東塔から出発し、西塔・横川と峯道を伝って三塔を巡拝した後、日吉大社の奥宮から麓の坂本に一気に下って、再び無動寺坂を登り、東塔に帰ってくると言うルートで、高低差は約500メートル、距離は20キロ弱ということです。

今回は百日回峯行経験者のである指導員さんが2名が先導、天台スカウト事務局の方が1名が同行。そして伴走車には事務局の方と看護師さんが乗って、比叡山ドライブウェイを先回りして、バックアップする体制で行われました。

東塔から横川まで

午前3時に延暦寺会館前に集合して、柔軟体操で軽くウォーミングアップを済ませると、足に自信がないスカウトを先頭にして暗闇の比叡山内に向かって歩みだしました。
回峯行の道中にある主だったお堂では、朝夕の勤行の時と同じように、各班長が交代して般若心経を唱えてお勤めを行います。

東塔から横川までは、余り起伏の無い水平方向の移動でした。
元三大師堂でお茶の接待をいただき、横川からは日吉神社の奥宮を経由して、砂利道の下り坂を一気に下りていきます。

横川~無動寺

午前6時半には坂本に下りて、宗務庁の職員食堂を開けてもらって、おにぎりの朝食を済ませました。
横川から一気に下った分、東塔に戻るには、今度は下った分を無動寺坂を登って帰らねばなりません。
この無動寺坂も近年は頻発する大雨などの影響で、道が部分的に削れたり、こぶし大の石が転がっていたりと少し荒れている箇所もありますが、日頃の訓練の成果を発揮してスカウト達は身軽に坂道を無動寺の明王院まで一気に登っていきます。
明王院でもお茶を戴き、一息入れて元気を取り戻すと、ゴールの延暦寺会館までは、もう一頑張りです。

帰着予定の9時よりも少し早い時間帯に、全員無事に回峯行を終えて帰着しました。
帰着後は、すぐに入浴を済ませ、第2教程講習会の感想文を仕上げて、いよいよ最終の抗議となります。

第3教程について

最後の講義は「第3教程へのアプローチ」で、仏教章取得の最終段階である、3ヶ月間の「報恩謝徳の実践」について、どのような方法やヒントがあるかをアドバイスいただきます。
第2教程修了者の内、第3教程を実践して、晴れて日本連盟に仏教章を申請するスカウトは、大体3割程度と聞きました。

第3教程のアプローチ
第3教程のアプローチ

自団に戻った後で、第3教程(「報恩謝徳の実践」)の活動場所や、仏教的な指導者が身近に無くて、つまずいてしまうことが多いようです。この辺の課題克服がなかなか大変なようです。

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