回峯行のルート図

26期の歩行データを元にした回峯行のルート図です。

この頃は西塔が研修会場だったので釈迦堂が出発・ゴール地点でしたが、現在は東塔が出発・ゴール地点に変わっています。

出発地と時間

  • 釈迦堂出発AM2:30→横川到着AM4時→坂本到着AM6時→無動寺到着AM8時→東塔到着8:15→釈迦堂帰着8:45。
  • 所要時間6時間15分(休憩時間含む)
  • 平均速度:2.3キロ(休憩時間含む)

出発地点が変わったといっても歩いて回るルートはほぼ同じです。その時の集団のペースによって少し遠回りの道を選んだり、ショーとカットしたりして時間調整などを行います。

コースの概要

東塔~横川地区

東塔から西塔への道

会場である延暦寺会館から西塔の釈迦堂までの間は、東塔の戒壇院まで舗装路の登りが続き、東塔の端から浄土院にむけて砂利道の長い下り坂、その後は釈迦堂にむかって緩やかなアップダウン。
釈迦堂からは峯道にむかって玉体杉まで若干の上り、玉体杉から横川までは峯筋にそって徐々に下る。

横川~日吉大社

横川から日吉神社奥の宮に向かっては、幅の狭い林道を下っていくが、この間が割りと小石が多く足を滑らせやすい。まだ暗い時間帯なので、光量の安定した懐中電灯で足元を照らす注意が必要。

日吉神社奥の宮から、麓の日吉神社本宮までは、傾斜のきつい林道を下っていく。時間的に夜明け後なので、足元は徐々に明るくなる。

日吉神社~無動寺坂口

日吉神社を出たら坂本の町外れで平坦な舗装路を進む。途中、宗務庁にてオニギリ又は菓子パン朝食を頂く予定。

無動寺坂

坂本の標高100メートル代から、ケーブル山頂駅の600メートル台まで一気に上るので、可成の急勾配です。
特に無動寺までの無動寺坂前半部分が回峯行のコース中で一番の難所です。

体温調節しやすい服装を

午前3時のスタート時は夜明け前で、1日の内で一番寒い時間ですから、服装も寒さの事を考慮しなければなりませんが、最後の無動寺坂の上りでは、結構汗もかくし体温が上がります。

脱ぎ着しやすく体温の調整がしやすい服装を考えねばなりません。

2020年1月21日 | カテゴリー : 仏教章関連 | 投稿者 : tendai-scout